フンコロガシの詩

<   2010年 01月 ( 1 )   > この月の画像一覧

脳がズレる

「またかよ……」と思われるでしょうが、私の体調がイマイチどころかイマニイマサンぐらいなので年が明けたら病院へ行こうと予定していた。
 そんな折、親父の今年のデイサービス初日のこと。「体操中に倒れて足腰がまったく立ちません。意識はあり会話も普通ですが、脳梗塞の疑いもあるのですぐに迎えに来て病院へ連れて行ってください!」と、いつもよりテンション高くデイの責任者より連絡があり。慌ててデイへ駆けつけ、グダグダな親父を担いでタクシーに乗せ病院へ行く。今や私のほうが10cm以上は背が高いので、まるで傷ついた少年兵に肩を貸す三等兵の如し。
 診断の結果、脳梗塞の疑いはないが念のためにということで、1泊入院する。時間外だったので、えらく金がかかったぜ。次の日に硬膜化血腫の手術をした病院へ直行し検査をするが、手術後と変化は特になし。が、「脳が少しだけですがズレてますね」という医師の言葉が引っかかる。腸のヘルニアもヒドいしな、脳ヘルニアになりかけてるんじゃないだろうか?と不安がよぎる。

 その日は自宅へ帰るが、このまま歩けなくなることも想定し、ポータブルトイレや車椅子の手配をしバッタバタで過ごす。今後のことも鑑み、ケアマネと老健や特養ホームの相談もする。
 次の日は歩けるようになったのでデイへ行ったところ、血圧の上下の差がほとんどないということで、翌日にまたも病院へ。診断の結果は「計り方が悪いんでしょう」とのこと。
 そのまた次のデイの日。出先で「熱が高く咳がヒドいので、病院へ連れて行ってください!」と連絡を受け、病院へ。肺炎を疑うが、医師の診断は「問題なし」ということで抗生物質と咳の薬を処方してもらう。咳が治まらないのと週末にかかって薬が切れそうだったので、2日後にまた病院へ行き別の薬を処方してもらう。
 そして今日。またも病院へ行き、週末の結果報告をし肺のCTスキャンを撮る。来週、また検査結果を聞きに行かなきゃならん。一体、年明けてから何回病院へ行ったのか、自分でもよく分からんようになってきた。

 しかし、どこの病院でも待ち時間には周りを気にすることなく、往年の歌謡曲を歌う親父である。もしかしてロビーの椅子に座っている人々を観客だと思ってるのか? 看護士さんに「いいお声ですね〜」と褒め(呆れ?)られ、「歌手だから」と得意満面、私は「ご迷惑おかけしてすみません」とひたすら恐縮するのみだ。
 私のほうはといえば、連日の病院付き添いですっかり風邪を移されたようで、頭の右半分がメッタメタである。鼻の奥が刺すようにヒリヒリ、鼻が詰まったまま鼻水が流れ続け、鼓膜はズキズキ。喉もガサガサ、目からは涙が滲み、頭も痛い。右顎下のリンパ節で白血球が闘っているのが見えるようだ。まさか、私も脳がズレてんじゃないだろうな……。
[PR]
by kuroshiba2007T | 2010-01-19 02:38 | ムカッパラ | Comments(0)