フンコロガシの詩

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ショートステイの夢、潰えて

 昨日の朝日新聞に「高齢者虐待防止法」の記事が出ていた。う〜む、怒鳴ったり悪口を言ったりする心理的虐待も対象になるらしい。ヤバい……。
 今月のショートステイも、親父が朝早く「キャンセルするから」と電話をかけてきたことから始まった。とりあえずヘルパーさんに援軍を頼み、早起きして迎えの車が来るかなり前の時間から待ち構える。が、やはり親父は「絶対に行かない!」の一点張り。
 そして迎えが来て何とか車が止まっているところまで連れ出すも、ステッキを振り回しながら「行かないったら、行かない!」と喚き散らす。思わず「アタシだってこんなとこ、毎日来たかねぇんだよ!」と大声で怒鳴ってしまう。折しも頭上の電信柱では地デジ工事の真っ最中、作業中の若いモンが驚いたような顔して見下ろしていた。近所の方々にも聞かれたかもしれん。マズいよな〜。
 結局、ショートステイはキャンセルした。私の今の唯一の希望、ショートステイの夢もこれで潰えてしまった。来年から、どうやって心と身体の安息日を設けたらいいのか、頭を巡らす日々である。
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by kuroshiba2007T | 2007-12-28 03:51 | ムカッパラ | Comments(0)

DEVOしてる?

 って、かつてのテッチーの合い言葉じゃないよ。もちろん、この場合のDEVOとは「サティスファクション」(アレンジ最高!)で有名な彼らのことだが。余談だが、武道館の初コンサートにも行ったなあ。噂どおりに、アッという間に終わったのは驚いたけどね。でも面白かったよ。
 ところで老化とはとどのつまり、De-Evolutionなのではないかと思う。見事に退化してるもんな、すべてにおいて。
 先日は実家で家事もろもろをしていたら、近所のセブンイレブンよりtelあり。
「年賀状のご注文をいただきましたが、本当にこのとおり印刷してもいいんでしょうか?」とのこと。どうやら親父が自分で注文したらしい。不安になったので確認しに行くと、注文書の差出人書き込み欄が全部カタカナになっている。それも旧カナ遣い。そうなのだ、脳が劣化するとともに漢字やひらがなが書けなくなり、憶えているのは国民学校で習ったカタカナだけ。例えば、「イウビン」。これ、何のことか分かります? 印鑑ケースの中に入れてあった紙切れを見たときは「?」だった。それが郵便のことだと気づくまで、しばらく時間がかかったものだ。セブンイレブンの件は、いっそそのまま印刷して届いた人に戦慄を与えるという方法もあったが、一応漢字に直しておいた。本当にメンド臭いよな〜。
 しかし、ボケのもろもろもDEVOしていると考えれば、いちいち納得が行く。
 そこで考えた。介護で疲れてる皆様への合い言葉「DEVOしてる?」。これ、ぜひとも流行らせたい。
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by kuroshiba2007T | 2007-12-24 23:50 | ムカッパラ | Comments(0)

計画倒産→夜逃げ!?〜全財産奪還作戦 Vol.3

 例の投資会社は「解約したい」と申し入れても、のらりくらりと逃げるばかり。オマケに言い訳がふるっていて、「一緒に住まないのなら、金返す代わりにもうすぐできる老人ホームに父親を入れろ」だと。アンタたちに言われる筋合いはないわ。それに誰が信じるもんか、そんな老人ホームの存在。聞いたことねーよ。
 なので、この件は以前より付き合いのある弁護士に依頼することにした。まず内容証明を送ってもらったところ、先方の弁護士より連絡があり、話し合いの場を持つことに。先方は明らかに出資法違反を認めており、弁護士が調べたところによると2年前に事業登録も抹殺されているらしい。要するに幽霊会社みたいなもんである。「刑事告訴もありえるけど、どうする?」と弁護士より聞かれるが、まずは解約が大事なのでその由伝え、ほぼ2年がかりの分割で預けた金を返却してもらうことになった。正式の書類を作るため、公証役場にも行ったよ。
 そして最初の2回は公約どおり入金があったのだが、3回目にしてすでに入金が確認できない事態に。弁護士より「倒産した可能性は?」と言われ、青ざめながら偵察に行く。ビルの1階の案内板には会社名があったので、ひとまずホッとしながらエレベーターに乗り、フロアへ。そして会社を覗いた途端、「!!!!!!」。何とモヌケの殻だった!「クソッ、夜逃げされたかっ!?」。その日はその後に実家へ行くことにしていたのだが、もう頭の中は真っ白だ。池袋で電車を降り、何も考えられないまま東武デパートのVIA BUS STOPをうろついてしまい、あげくに60%オフになっていたジェローム・ドレフィスのバッグ・チャームも購入してしまう。
 頭真っ白な時間が少し過ぎると、考えなくてはならないのは金が戻ってこない場合、生活はどうするか?だ。成人後見人申し立てのために家庭裁判所に提出した書類の数字が、めまぐるしく頭を行き交う。知り合いのマスコミ関係の顔も次々と浮かぶ。どこに情報を流せば、一番早く投資会社を取材してくれるだろうか?
 その夜モンモンと過ごした翌日、弁護士より連絡があり「どうやら引っ越したようだ」とのこと。何の連絡もせずに引っ越しやがった。「返金も今しばらく待って欲しい」由。夜逃げされるよりはマシだが、一体これからどうなるのか? 予断を許さぬ日々が待っている。
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by kuroshiba2007T | 2007-12-19 02:38 | | Comments(0)

旅芸人の家

 今年の春ぐらいから親父の尿失禁が多くなってきた。その頃はリハビリパンツを使用していなかったので、とにかく洗濯に追われる毎日。昼にヘルパーさんに洗濯してもらっても、夕方に私が食事の用意に帰る頃には尿失禁で部屋が臭い。速攻で洗濯すると、そのそばからまた尿失禁。ひたすら洗濯機を回す日々が続いた。狭い家なので、洗濯物を干す場所も風呂場だけでは足りない。乾燥機も使ったが、ブレーカーがいちいち落ちるし、時間もかかるしな。
 なので、それまで親父が使っていた二階の部屋を洗濯物干場に改造した。といっても、とりあえず雑物を捨てて鴨居にロープを掛け、ツッパリ棒を渡しただけだが。六畳と三畳の間の襖も「こんなもんいらねえ!」と飛び蹴りを入れたら、すでに紙が破れていたところの桟が折れたので、ノコギリで細かく切って燃えるゴミで捨てた。金属の引き手はちゃんと燃えないゴミにしたぞ。
 余談だが、襖って巧く出来てるもんだね。細い桟を組んで紙を貼っただけなのに、かなりの強度がある(飛び蹴りを入れない限り)。それに軽いし。本当に感心したもんだ。
 そうして九畳の室内物干場が完成。今ではリハビリパンツをはかせているので以前よりは洗濯の数も減ったが、着替えるついでにシーツに糞が付くのは当たり前。毎日の洗濯は欠かせない。デイサービスに行くとバスタオル、着替えの洗濯も出るしな。洗濯物で満艦飾になった部屋にいると、デ・ジャヴに襲われる。それは以前テレビで見た、洗濯物がビッシリの部屋で暮らす旅芸人の仮住まいだった。
 そして我が手をじっと見れば、今や皮膚もカサカサである。これってトシのせいだけじゃないよな……。
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by kuroshiba2007T | 2007-12-10 04:46 | ムカッパラ | Comments(0)

金がない!

 今年は実家の全面的バリアフリー工事、それにともなう業者のゴミ片付け、2件の弁護士費用など何かと物入りが多かった。しかし、親父は当然のごとくキャッシュカード紛失、カードがあっても暗証番号憶えてない、という状況で、かかった金は私の少ない貯金から立て替える場合が多い。年金が入ってくるゆうちょ銀行は、もろもろの引き落としのためになるたけ使うのを控えたい。一応、委任状なるものがあれば引き出すことは可能なのだが、何だかんだでメンドーなので私の立て替え分は嵩む一方である。
 そんなこんなでハッと気づくと、私の貯金残高3万円! ヤバすぎる。これぢゃ健康保険やら何やらの引き落としも出来ないじゃねーか。慌てて別の口座からすぐに解約できそうなモノを探すと……たいした額ではないが、かなり初期からやっていたユーロ預金。このところいいカンジで増えていたのだが、背に腹は代えられない、泣く泣く日本円にして緊急事態に対応できるようにした。
 ったく、個人情報保護法のせいで本人じゃないと銀行の手続きができないのって何とかならないんだろうか。こういう問題で困ってる人って、沢山いるはずだろ。もちろん、そのために後見人の手続きは取っているんだが、お役所仕事で時間がかかってね。それまでに貯金がスッカラカンになったら、どうすっかなあ。
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by kuroshiba2007T | 2007-12-04 02:32 | | Comments(2)