フンコロガシの詩

カテゴリ:金( 18 )

『婦人公論』

 相変わらず膠着状態が続いている詐欺投資会社「ベストパートナー」問題。1月に強制捜査はされたものの、神崎社長の逮捕はまだ先のようだ。
 だが、捜査のニュースのおかげでネットにもチラホラと情報が出るようになり、他の被害者の方々と知り合うことができた。
 逮捕を見込んだテレビや新聞の取材も受け、被害者と会って話して分かったのは、まだまだ私の知らないことがいっぱいあるということ。
 被害総額はせいぜい50億程度だと思っていたのだが、何と100億円を超えるらしい。そして被害者数は1,000人以上とも。
 家族離散、自宅を手放してホームレスになった人、精神に異常をきたした人、果ては自殺した人もいるという。そんな状況にも関わらず、神崎は脈のありそうな出資者の家を回って「リーマン・ショックで世界的に株価が下がり、本当に苦しい状態です。少しでいいので貸していただければ、必ず増やしてお返しします」と涙ながらに訴えているそうだ。こんなことは神崎にとってはお茶の子さいさいだろう。何しろ、根っからの詐欺師だからな。そんな神崎にまたも騙されて、お金を貸す人もいるというから驚いちゃうよなぁ。その際、逮捕されたときに減刑されるよう、嘆願書に一筆書いてもらうことも忘れないというから、盗人猛々しいとはまさにこのこと。
 そんないきさつを黒柳徹子が表紙の『婦人公論』8/22号に「こうして父は、全財産5400万円をつぎ込んだ」と題して書かせていただいた。ご興味ある方は、ご一読を。
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by kuroshiba2007T | 2010-08-19 19:17 | | Comments(2)

CFD取引

 相も変わらず、親父には怪しい投資話がちょくちょくと持ちかけられる。最近は「CFD取引」だ。いつの間にやら家にも上がり込んでいるらしく、パンフと名刺が置いてあり腹立たしい思いをすることも多々。パンフは必要な情報も掲載されておらず、見るからに安い作りだ。明らかに詐欺なニオイがする。当然だろう、こんなパンフに騙されるのは、DEVOしてる老人ばかりだろうからな。
 ちなみに全財産巻き上げやがった詐欺投資会社「ベストパートナー(当時の名前はグローバルパートナー)」には、ようやく1月中旬に強制捜査が入ったぜ。目白署は無視しやがったが、どこぞの警察は被害者の届けを取り上げてくださったのだろう。手土産持って御礼に行きたいぞ。
 今年の始め、カジュアル・フレンチのデザートで食べたガレットからラッキー・アイテムの馬蹄型フェーヴが出た。そのときは「ホントにいいコトあるんかいな」と疑心暗鬼だったが、強制捜査のニュースをテレビで見たときは「コレかッ!」と思ったよ。
 それまではいくらググッても作務衣をご愛用の会長・神崎勝の情報がこれっぽっちも出て来なかったのだが、強制捜査直後に発見した「週刊0510」http://polestar.0510.main.jp/?eid=832450には、老人ホームの建設をエサに騙したなど、かなり詳しいことが書いてある。やはりその筋では「詐欺の総合商社」として有名だったようだな。コメント欄には韓国クラブも経営していたとあった。親父が行った赤坂の「マンナム」だろう。
 どうせ金が返って来ないんだったら、10年はブタ箱で過ごしやがれ、神崎!
 ちなみに「週刊0510」は他の記事も面白いので、毎週の更新を楽しみに愛読しております。
 そして「ベストパートナー」のすぐ後には、去年私の家まで押し掛けてきた「モンゴル・ファンド」にも強制捜査が。ざまぁ見やがれ!
 最近はこのようなパンフを見つけると、事前に調べた上で「私が成年後見人になっておりますので、そのようなお話は全てお断りしております。消費者庁にも、この件は連絡済みですので」と電話するようにしている。「おたく、ロコ・ロンドンのクチじゃないんですか?」の一言も必ず忘れずにな。ネットでいろいろ調べるので、CFD取引やFX、未公開株などに詳しくなっちまったぜ。金もないのにな。
 しかし今年に入って、このような摘発や強制捜査のニュースがボロボロ出て来た。親父が騙されたのが発覚した2007年始めは、ほとんどなかったのだが。取り沙汰されないが、もしかして福島瑞穂が頑張っているのか。
 ようやく今月、警視庁に「資産形成事犯集中取締本部」も設置された。遅きの感もあるが、これからこのテの被害は増える一方だろうからな。 
 
 訪問の詐欺で最近あるのは「自分史本の制作」だ。先日も私がいるときに「お父様と約束しているんで、会わせてください」と、いかにも自分も騙されそうなタイプの営業マンが来やがった。先方の提示する額が法外な値段というのは分かっている。言っとくが私だって出版業界のハシクレにいるんだぜ。タレント事務所との交渉、カメラマンやデザイナーの手配、ライティングや編集、デザインもろもろ込みで、1ページいくらで請け負ってると思ってんだ。
 その時は出かける直前だったので、ぐだぐだと喋り続ける相手の目の前で「もう来ないでください!」とドアをバタンと閉めて追い返したが、今度は私のギャラについてくどくどと説明してやろう。あっ、営業マンをやっつけるために、大手出版社の自費出版部門の値段も調べておこうっと。

 皆さ〜ん、電話セールスの未公開株や投資話など少しでも怪しいと思ったら、消費者庁、金融庁、警視庁総合相談センター、消費生活総合センターなどに速攻で相談することをオススメします。
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by kuroshiba2007T | 2010-04-12 16:02 | | Comments(2)

肺気腫

 今年に入って撮った親父の肺のCTスキャンの画像だが、以前のものよりチラチラと白い筋が目立つ。レントゲン医師は「放っておけ」と言ったらしいが、内科の医師の「肺気腫の疑いがありますね」との診断で大学病院に紹介状を書いてもらい、まるでドラマのロケに使いそうな真新しい大学病院で診察を受ける。
 結果はやはり、肺気腫になりかけとのこと。悪化した場合、酸素ボンベを引き摺って生活することになる。いくら善玉コレステロールが通常値よりトンデモなく高いといってもな、さすがに87歳ともなれば免疫力も低下してくるのであろう。もちろん最大の原因は、1日煙草3箱だ。
「これじゃ咳が出て苦しいでしょう?」と医師に聞かれ、「ずっとオペラ歌手やってたので、喉は大事にしてますよ」と、相変わらず口だけは達者な親父である。おいおい、40年余にわたる教員生活は何処行っちゃったんだい? どうやら親父の中では、教師だったことはすっかり無かったことになっているらしい。アマゾンの中古DVDを200円(送料のほうが高かったぜ!)で購入した、『サンセット大通り』のグロリア・スワンソンの「私は女優よ!」な業の深い狂った姿が頭の中でフラッシュバックする……。
 とりあえず医師に説得してもらい、その場では禁煙を誓った親父だが、家に帰ればそんなこたぁどこ吹く風、早速煙草を吸い始める。酸素ボンベが近くにあったら、即爆発だぜ。
「煙草は止めるはずじゃなかったのか?」と聞けば、「止めない!」と断言。
 もちろん区から補助金の出る火災報知器一式は設置してあるのだが、何やら決めごとがあるらしく一番重要な自動消火器は台所のガスコンロの上にしか設置できないとのことで、親父が煙草を吸うベッド周りには報知器しか設置していない。
「これじゃ意味ねぇ!」と、何らかの対処をすべくネットで検索すると、火災を感知して消化剤がバーッと出る天井取り付け型の自動消火器を見つける。「コレだッ!」と思うが、放火の多いサラ金をターゲットにしているようで、やたら大掛かりな上に値段も高過ぎる。とりあえず、ミニボンベ型の自動消火器をいくつか設置するかな。また、余計な金がかかっちまうな……。
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by kuroshiba2007T | 2010-02-22 11:43 | | Comments(0)

蔦の家

 前回の続き。
 このところ、親父が「隣の家を売れ」と盛んに言うようになった。「土地も一緒に?」と聞けば、「家だけだ」と答える。んな、アホな! あんな廃屋、誰も買わんわ。っつーか、不可能だろ、それ。
 どうやら、またも怪しい不動産屋に「家を買いませんか?」「家を売りませんか?」と電話セールスされ、「隣に誰も使っていない、すごくいい家がある」と吹いたらしく、私が実家にいるときに「ぜひともその家を見せていただきたい」と電話がかかってきた。ったく危ないわ、電話セールス。私が電話を取って良かったぜ。
 話が少し逸れるが、つい先日、詐欺系の自分史本の電話セールスにも引っかかってな。いつの間にやら、家に何度か来たらしい。ヘルパーさんがパンフレットと名刺を受け取っておいてくれたので連絡先が分かったのだが、「何のために来るんだ?」と親父に聞けば、「さぁ……。遊びに来たいんじゃないか」とナ〜ンも分かってない様子。ちなみにパンフを見たら、制作費、すげぇ高いでやんの。あやうく大金を巻き上げられるところだったぜ、ヤバッ。即、断りの電話を入れたが、ホントは「私も働かせてください」とお願いしたいところだ。

 それはともかく。ツブして駐車場にするか、いや土地が狭過ぎて車は入らん。いっそ朽ち果てるまで待つか、それも危ないしな〜。などといろいろ考えた挙げ句、隣の廃屋をリノベーションして貸すことにした。その全貌は発売されたばかりの『pen』11/1号のP85に「蔦の家」として載っている。現状の見事な朽ちっぷりとリノベの斬新なコンセプトに興味のある方は、ぜひともご覧あれ→http://pen.hankyu-com.co.jp/con/index.html。
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by kuroshiba2007T | 2009-10-17 01:36 | | Comments(0)

時効

 例の詐欺投資会社を刑事告訴すべく、実家の管轄である○○署に告訴状を送ったことは以前にも書いたが、返答は「都議選と衆院選が終わるまで待って欲しい」由。そんなにウチの辺りは選挙違反が多いんかい! 確かにその昔は少し行ったところに角Aが住んでたがな、選挙区も違うし今や娘夫婦も民主なんだし、どういうことだ?
 ヤキモキすること4カ月、ようやく「話を聞きましょう」ということで、弁護士と署に向かう。
 出てきたのは課長代理。すでにこの時点で、先方やる気ナシの体で、聞かれることは提出した書類に書いてあることばかり。やっぱり放かしたままだったんだな。
 そして結論は「もうすぐ時効だし、こんな人はいっぱいいるんだから諦めれば」(大意)だとよ。ぬゎんだとぉおぉおぉお〜! そっちの都合で塩漬けされているうちに、どんどん時効が近づいたんじゃねぇのか? 悪者はのうのと逃げ仰せるのかよ! 悔しい!!! 警察なんかアテになんねぇ!! また新たな作戦を練らないとな……。 
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by kuroshiba2007T | 2009-10-05 00:41 | | Comments(0)

刑事告訴

 エビ養殖投資詐欺会長が、組織犯罪処罰法違反で懲役14年の判決を言い渡された。人様から巻き上げた金を実家の墓の下に隠したりして、とんでもねぇヤローだ。この判決は当然だよな、ザマーミロってんだ。
 実は先日、例の詐欺投資会社を刑事告訴に踏み切った。訴えるにあたって、某所へ手を回してちょっと調べてみたところ、出るわ、出るわ、契約金返還訴訟、損害賠償請求訴訟などが東京地裁だけで28件も! それらの訴状を読んでみたところ、年老いた親がウン千万をつぎ込んでしまい、気づいた子供(もちろん中年)が慌てて訴えるというパターンがほとんど。どちらさんも同じですなあ……などと呑気に感心している場合じゃないよな。表に出ているだけでもコレだから、被害総額は一体いくらになるんだろ? あ〜、ホントにムカつくぜ!
 告訴状は出資法違反に加えて、組織犯罪処罰法を旨とした。実際のところ、警察にアゲられたからって金が戻ってくるのかどうか、はなはだ心もとない。だが、せめてもの懲罰として悪人どもをブタ箱にブチ込んでやろう、という心意気で臨んだ。さて、どうなることやら? 結果をごろうじろ。←って、相変わらず年寄り臭い……。
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by kuroshiba2007T | 2009-05-30 02:20 | | Comments(0)

とらぬ狸の皮算用 Part2

 以前にも書いたような気がするが、実家はターミナル駅から徒歩5分、重要文化財のフランク・ロイド・ライトの建築物に隣接している。重文建築では連日のようにイベントやパーティが行われているらしく、裏口にはル・コルドン・ブルーのケータリング車が停まり、観光客がそぞろ歩く姿もよく見かける。ちなみに現在、化粧品のCMで流れている松田聖子と中島みゆきのかなりコワい花嫁姿を撮影した場所もココである。
 そんなところにある、実家と並んで建つツタの絡まりまくった廃屋。叔父と祖母が亡くなって以来、ほぼ20年放ったらかしのままだ。だが静かな住宅街だったこの界隈も近頃ギャラリーやダイニング・バーなどが出来つつあるので、何らかのカタチで賃貸に出すことは出来ないか?との考えがもやもやと沸き上がってきた。少しでも家賃が入れば生活向上するし……という魂胆だ。
 そんな折、新聞に折込みで入っている「○○そっくりさん」モデルハウス募集のチラシを見つけ、早速電話してみた。大手不動産会社のリフォーム部門であるからして、モデルハウスなら施工費は向う持ちかも、ラッキー!ってなもんである。
 所在地を告げると、担当者は乗り気のようで早速私の家にやってきた。説明を聞いてみると、施工費はいくらかの補助はあるものの、すべてコチラ持ちだった。そりゃそうだよな、そんなウマい話、世の中にありませんって。特典は施行後に一定期間、家賃を持ってくれるということ。サイトにはモデルハウスについて見学会のインフォメーションはあるものの、応募規定については何も書いてないので、そんなの分からなかったぜ。
 しかしな、ざっと見積もって施工費は1,000万。そんな金、ねーよ! その場で即断ったのだが、帰った数分後に担当者から畳み掛けるように「無料ですので、見積もりだけでも」と電話が。ロケーションのみだが、好条件だからな。まぁ、興味もあることだったので、1週間後に土台や屋根のイカレ具合などを本格的に調べてもらった。モデルハウスにも半ば拉致状態で連れて行かれたが、ハッキリ言って1,000万でコレかよ!というものだった。
 改めて断りを入れたが、何かいい方法はあるんだろうか? どっかにヤル気のある若手建築家はいないかな……甘いっ! ということで、今回は私のダメさ加減全開エピソードでした。 
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by kuroshiba2007T | 2009-05-01 00:52 | | Comments(4)

とらぬ狸の皮算用 Part1

 これまた年寄り臭いタイトルで失礼。
 先頃の珍しく仕事が佳境の折り、聞いたことのない名前の投資会社から「○○○○ファンドの件で、ぜひ一度お会いしたい」由、電話あり。先方の担当者と名乗る人物は、何やら嬉しさをこらえきれない様子である。問いただせば、また親父が電話セールスと訪問でウン千万預けると安請負したらしい。
 そんな金、どこにもねーよ! 詐欺投資会社にくれちまいやがったからな!
 とりあえず一体どんな会社か、話だけ聞いてみることにした。私に連絡してきただけマシだと思うが、説明を聞いても大金を預ける気にはならない。要するに建設ラッシュに沸く新興国の重機リースへの投資である。
 もちろん投資は、親父の状況を説明してキッパリと断った。愕然とする担当者だったが、そのうち私へ投資を熱心に薦めてきた。だから、そんな金ないんだってば。
 しかしな、DEVO化が進んで判断力が落ちた老人にとって電話セールスはホントに危険だわ。ヤな話ではあるんですが、一人暮らしの親が心配な方は電話の会話を録音しておくとか、何らかの措置をとるぐらいでいいのかもしれませんよ。
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by kuroshiba2007T | 2009-04-27 02:57 | | Comments(0)

家庭裁判所にて

 銀行口座の名義書き換えをようやく終えたので、「コウケンニン○○○○(私の名前)」名義のキャッシュカードが次々と届く。これで、親父の口座から生活費を下ろすことが可能になり、私の寒過ぎる貯金から捻出しなくても良くなった。思わず、嬉しさで涙と鼻水が滲む。まぁ季節柄、花粉の影響もあるだろうが。
 親父は金遣いが荒い。というか何も考えることなくデパ地下で買い物するので、食費がトンデもなく高額だ。先日もゴミ箱に立派な小振りのパッケージが捨ててあり、よく見ればクソ高いブランドもののお茶の箱。私なんか、新茶を買うのでさえ、矯めつ眇めつ赤札堂の売り場を往復すること数回だぜ。くくくくく……。

 思い起こせばクソ暑い8月、家庭裁判所に後見人申請のため、書記官の面接に出向いたときのこと。霞ヶ関に行くのだからと、流れ落ちる汗をモノともせず、ワンピース+ジャケットという私としてはキチンとした格好で行ったよ。“人は見かけだから”な。さすがに入口も立派で、天井が高い。が、建物内に入った私の目に入ったものは……だだっ広いロビーをかけずり回る子供たちとソファを占領して長々と寝そべっているオヤジ、Tシャツとローライズデニムの隙間にビッシリ刺青の入った肌を隠すことなく、堂々と誇示しながらウロつくギャルとメンエグ男のカップルなど、ロウワーな方々の姿だった。
 考えてみれば家庭裁判所なんだから、何らかの用事があって来ているのは問題抱えている輩ばかりなんだよな……。
 私の社会認識の甘さを思い知らされた、夏の日の出来事だった。
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by kuroshiba2007T | 2009-03-20 12:16 | | Comments(0)

妄想劇場

 京都家裁書記官が判決書を偽造し、凍結口座から自分の口座へ送金した事件が明るみになった。ざけんなー! 成人後見人申請やら強制執行やら、今まで家裁にいくら金払ったと思ってんだ!
 こっちなんて詐欺投資会社からウン千万戻る契約が、今年1円も入金なかったんだぜ。口座を凍結するために、先日リサーチ会社を使ってメインバンク2カ所の残高を調べたら、ひとつはゼロ、もうひとつは0.51ドルだとよ。そんなこと調べるために12万6,000円もドブに捨てちまったよ。ちっきしょーおぉおぉおぉおぉお!
 あまりに腹立つので、日本刀携えて投資会社会長の家に殴り込みに行きたいぐらいだ。あの会長のことだ。人様から巻き上げた金使いまくって、数寄屋造りの高そうな日本家屋に住んでいるに違いない。赤坂に会社があった頃、会長室の神棚が不自然なほど大きく、不信感倍増しだったことを思い出す。作務衣着て武術家上がりと言ってたしな。
 もちろん、闇討ちなんて卑怯なこたぁしない。正面切って門から入り、玄関から奥へ進む。雇われ社長など、行き先を阻もうとする下っ端をバッタバッタと切り倒す。もう気分はすっかり緋牡丹のお竜である。『キル・ビル』じゃないところが年寄りくさいな。
 対決の場は離れの茶室だ。この期に及んで千利休でも気取っているのか、こちらに背中を向けて茶を立てる会長が見える。もちろん、ふすまはかの有名な桂離宮・松琴亭の青×白の市松模様でいきたいところ。
「お命、頂戴、いたします」
 会長が振り返りざま、喉元に切先を向けそのままズボッ! 血しぶきが鮮やかに……いかんいかん、憎しみがつのるあまり、いつの間にか脳内イメージが豊田商事事件になってきた。ストレス溜まって精神病んでるんだろうか。
 あ〜あ、酒でも飲んでさっさと寝よう(いつものことだがな)。
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by kuroshiba2007T | 2008-12-11 01:00 | | Comments(0)