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フンコロガシの詩

ぜんざいのような味噌汁

 今は親父はまったく料理をしないが、以前は簡単なものなら作っていた。ご飯を炊く、簡単な炒め物をする、味噌汁を作るといったたぐいだが。
 しかし1年半ほど前だろうか、味噌汁を注ごうと思って蓋を取ってみたら、何やら様子がヘンだった。異様にドロドロしている。その様子はぜんざいの如し。見ただけで血の気が引くようなシロモノだった。親父はずっと薄味好みだったので、明らかにこれはおかしい。いくら歳とって味蕾細胞がすり減っているといっても、味が濃過ぎるだろ。すぐに大鍋に移して薄めたが、ヤバい気がしたのも確かだ。

 皆さ〜ん、親がとんでもない料理を作ったら、すぐに地域包括センターへ相談を。といっても、ウチはこの頃にすでに認定はもらってるんだよな。でも要支援だったので、ほとんど意味がなかったが。その後、坂道を転げ落ちるようにボケていったのは、言うまでもない。本当はこの時点でのケアが大事だったのかもしれないが、現在の介護予防って要支援の段階じゃ何もしてくれないに等しいもんな。
by kuroshiba2007T | 2007-11-26 03:49 | ボケサイン | Comments(0)
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