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フンコロガシの詩

ショートステイ

 今の私の生き甲斐、それは親父のショートステイだといっても過言ではない。なにしろ、顔を見なくて済むのは大変に有り難い。だいたいが昔から嫌いなんだよ、親の顔。……この問題は長くなるので、また後日。
 今回のショートステイは始めから波乱含みだった。朝早くに車の迎えが来るので早起きしてふらふらしながら実家へ行ったら、「メシがマズイので絶対に行かない!」と言い張る。どうやら先月のショートステイ時、昼夜構わずわめき散らす輩が同室におり、相当懲りたようだ。それまでは毎月行っているのに、そのことも忘れているのでこれ幸いと送り届けたのだが。なので、今回は「絶対にうるさい人と同室にしないで下さい」と頼み込んでのステイだった。
 仕方ないのでケアマネージャーに連絡して、ショートステイ期間の介護プログラムをまた組み直してもらう。が、ヘルパーさんが説得に行ったところ、気が変わったのかショートステイに行ったとのこと。
 だが案の定、忘れ物があり、結局は翌日私が届けるはめに。施設に行ったら、職員より「臭いので困っている」と言われる。何のこっちゃと思えば、親父が尿モレしたズボンを着替え一式の中に突っ込み、全ての服が湿って臭くなっていた。せっかく洗濯した服を入れていったのにな。別料金で職員に洗濯を頼んで事無きを得たのだが、その後も「帰るから迎えに来い」と何度も電話があり、その度に職員と話をして説得を頼む。
 そうして何とか予定通りに終えたショートステイ。そう、今日からまた私の介護の日々が始まる……。
by kuroshiba2007T | 2007-11-15 02:34 | ムカッパラ | Comments(0)
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