それはボケの始まり。だって考えてみろよ。似たようなものをやたらめったら買うのって、自分にとって何が必要で何が必要じゃないのか、見極める能力が衰えている証拠でしょうが。
親父が袋菓子をやたら買い込むようになったのは、2、3年前あたりだろうか。だいたいがボケるとDEVO化して幼児嗜好になるので、味覚も変わって甘いものが好きになるね。似たような袋菓子がそこいら辺に置いてあるのを見たときは、漠然とした不安を感じたのだが何の対策も取らなかった。この時点で地域包括センターに連絡すれば良かった、と今になってしみじみ思う。
甘いものではないが、先日は鶏の唐揚げが4パックほど買ってあった。どう考えてもそんなに一気喰いできないだろうが。
認知症になると幼児と同じで、何でも欲しいものは手に入れないと済まなくなるらしい。物を捨てるのも嫌いになる。ワイドショーなどでよく話題になる“ゴミ屋敷”、あの住人も絶対にボケてるよな。
皆さ〜ん、親がお菓子をやたら買うようになったら、ぜひとも地域包括センターへ相談に行くことをオススメします。