少し前の話だが、家じゅうに散らばっている小銭にイライラしたので郵便局へ持っていって預金に回すことにした。親父はDEVO化激しく小銭が使えないので買い物はいつも札のみ、おつりの小銭が溜まり放題。実家用の財布の小銭入れスペースも、速攻で破れたよ。なので、100円ショップで見つけたシルバーの化粧ポーチを小銭入れにした。あれ、口が広くていいわ。オススメです。
おまけに親が使っていた部屋を掃除したら、いつのものやら不明な小銭も信玄袋にたんまり。多分、亡くなった祖母や叔父のものだろうとは思うが。
とりあえず、すべてをリュックに詰めて背負うもズッシリと重くショルダーが肩に食い込み、リュックも破れそうで気が気ではない。底部に手を回して支え、まるで昔の子守り女のようにリュックをおぶる格好で歩く。
窓口で小銭を渡し預金したい由伝えると、「古いものが多いので、機械で計算できません。お時間かかりますけどいいですか?」と局員から言われる。そして待つこと1時間以上。置いてあった『ミシュランガイド東京』も隅から隅まで読んじまったよ。ようやく名前を呼ばれ窓口へ行くと、「これはちょっとお預かりできませんので」と10枚ほどの小銭を戻される。見れば蕩けて(?)半分になった1円や、1銭、5銭といった今さら使いようのないものばかり。しょうがないので持ち帰ったが、いったいどうすりゃいいんだ。
皆さ〜ん、親が小銭を溜めていたら、早いうちに郵便局で預金したほうがいいですよ。